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同ゲームは、データ放送用記述言語である BML プログラムを利用して疑似的に双方向性を可能にしており、ネットワークに接続していないテレビでも参加できる。また、「じゃんけん」というシンプルかつ短時間で完結するゲームに参加することで賞品に応募できることから、番組の視聴率向上や活用促進への寄与が期待できるという。同様の機能を使った各種双方向ゲームは、地上波テレビ局の番組ではすでに実現しているが、ケーブルテレビとして実施するのは初めてだという。
同社はデータ放送の運用基盤としてメディアキャストのデータ放送システムを導入しており、「ケーブルじゃんけん」は、同システムに標準搭載されている「イベントメッセージ機能」を活用することで、任意のタイミングでゲーム画面をテレビに強制表示させるなどの演出を実現している。放送局側が放送波を使って受信機を制御する、緊急地震速報などの速報情報で利用される機能を応用した形だ。
同社は7月に「あみだくじ」などをはじめとする双方向コンテンツをさらに追加していく予定だという。