総務省が、2015年には SIM ロック解除の義務付けを実施する方針を明確にしたことから、携帯電話会社以外の企業が販売する「格安スマートフォン」が人気を呼んでいるようだ。

一方で、携帯電話会社も、ユーザーの獲得、維持に工夫を凝らしている。

KDDI、沖縄セルラー電話には、au スマートフォンと指定の固定通信サービスを契約したユーザーには、au スマートフォンの月額利用料金から最大2年間1,410円 (税抜) を割り引く「au スマートバリュー」がある。

KDDI ではこれに、新たに11社、提携するケーブルテレビ事業者を追加した。「au スマートバリュー」が適用されるケーブルテレビ事業者は、J:COM を合わせ、12社85局となった。

固定通信サービスとは、「インターネット」および「電話」を指している。KDDI は、携帯電話のみの価格競争ではなく、固定電話や固定インターネット、それに携帯電話をひっくるめて、通信費全体でまとめた場合の格安感を狙ったのだろう。

固定電話やネットとのセットで安くなる「auスマートバリュー」、 新たに11 CATV と提携
新たに追加された11社