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最接近に向かう火星を生中継 (出典:ドワンゴ/ニワンゴ) |
火星は太陽系で地球に次いで太陽に近い惑星。太陽を回る軌道の関係で、火星と地球は約2年2か月ごとに接近する。地球に近づくと火星は明るく大きく見えるようになるため、観測のチャンスだ。
今回の生放送では、火星の映像を中継するほか、木星や土星なども放送する。ただし、火星を映像で捉えることが難しい天候の場合は、番組の内容を変更したり、放送を中止したりすることもある。
天文情報サイト「アストロアーツ」の「【特集】2014年 火星接近」によると、火星が接近する際の地球からの距離は、両惑星の軌道の関係で大接近の 6,000万km 弱から 小接近の 1億km 強までその都度異なる。今回の距離は 9,239万km で準小接近とされる。今後の接近では次第に距離が縮まり、2016年5月31日には 7,500万km、2018年7月31日には 5,800万km まで近づく。
なお、実際に火星を観察するなら、国立天文台の公開している情報を参考に、南の空が良く見える場所で探そう。
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最接近前後の火星の動き (出典:国立天文台) |