■ふたご座流星群とは
ふたご座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並ぶ3大流星群の1つ。毎年12月14日頃に観測ピークを迎える。地球が小惑星ファエトンの軌道上を通過する際、大気にその宇宙塵が飛び込むことで発生する流星群で、条件が整えば一晩に500個を超える流星を観測できることもある。
ふたご座流星群の放射点(出典:ウェザーニューズ) |
今年は14日18時頃から見え始め、21時頃が出現のピークとなる。14日は月が23時頃に昇るため、観測は18時頃から23時頃までがおススメ。その後も月の光が目に入らないようにすれば、15日の早朝まで観測が楽しめる。
■12月14日の天気は?
14日夜は、太平洋側は晴れて流星観測を楽しめそう。一方、冬型の気圧配置の影響で日本海側は雨や雪が降り、流星観測は難しい予想。また、東海や西日本の一部地域、沖縄などには雲が流れ込むことがあるが、雲の切れ間を狙えば流星を見られるチャンスは十分にありそう。
ふたご座流星群観測可能エリア予想マップ (出典:ウェザーニューズ) *クリックして「ふたご座流星群 2014」に移動 |
今回の情報は、12月12日10時時点での予報をもとにした見解となっている。最新の天気については、同社 PC 向けサイト「ウェザーニュース」の「ふたご座流星群 2014」、およびスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『星空Ch.』で確認されたい。
■「SOLiVE24」で「ふたご座流星群」を全国7か所から生中継
24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、観測に適すると予想される全国7か所からリアルタイムに流星を中継する特別番組を放送する。放送は21時から23時(事前番組20時〜)を予定。今回もワテックの協力により、高画質な映像を楽しめる。番組は「ウェザーニュースタッチ」の「SOLiVE24Ch.」やテレビ(BS910ch)、PC 向け特設サイト「ふたご座流星群2014」のほか、YouTube やニコニコ生放送からも視聴できる。