
ウェザーニューズは、「しぶんぎ座流星群」が観測可能と見込まれるエリアに関しての最新情報を公表している。また、1月3日21時からは流星を全国7か所から生中継する。
■1月3日の天気は?
「しぶんぎ座流星群」の出現ピークとなる2017年1月3日夜は、太平洋側で流れ星を見るチャンス大だという。日本海側は雲が広がりやすくなるが、北陸は早い時間ほど雲の隙間からチャンスがありそうだとしている。天気および流星の観測可能性は、低気圧や前線の位置や通過のタイミングで変化する。最新の天気については、ウェザーニューズのPC向けおよびスマートフォン向け特設サイト「しぶんぎ座流星群」で確認されたい。
■「しぶんぎ座流星群」とは?
「しぶんぎ座流星群」は8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とならぶ3大流星群の一つ。毎年正月明けにピークを迎える。「しぶんぎ座」という星座は現在は存在しないが、かつて「へきめんしぶんぎ座」という星座があったことからこの名前がつけられた。
しぶんぎ座流星群の放射点は1等星アルクトゥースのある「うしかい座」と、北極星を含むこぐま座を取り囲むように位置する「りゅう座」の境界付近で、北東の空に出現する。
2017年の出現ピークは1月3日23時頃と、比較的観測しやすい時間帯。また、深夜になると月が沈むため、月明かりの心配もなく、今年は観測には好条件がそろっている。このため、ピーク時には最大で1時間に35個もの流星が期待できる。なお、観測に適した時間は、3日23時から4日未明。