ウェザーニューズは「みずがめ座デルタ南流星群」が見ごろを迎える7月30日の最新の天気傾向を発表した。22時からは流星群を生中継する。
■7月30日の天気は?
「みずがめ座デルタ南流星群」の出現ピークとなる7月30日夜は、北日本は、北海道の日本海側でチャンスがあるものの、前線や低気圧の影響で、東北を中心に観測は難しそう。関東や東海は湿った風の影響で雲が広がりやすい傾向に。
西日本も湿った空気が流れ込みやすく、晴れてもにわか雨の可能性がある。水蒸気も多く、観測に適しているとは言いにくい状況。それでも九州北部は比較的チャンス大となる。
南西諸島は、台風9号の雲が残り、先島諸島ほど、流星観測には難しい天気になりそう。
最新の天気についてはスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」内の「星空 Ch.」、またはウェザーニュースによる特設サイト「みずがめ座デルタ南流星群」を参照されたい。
■みずがめ座デルタ南流星群とは?
「みずがめ座デルタ南流星群」は、1時間に流れる数は10個程度と、単体ではそれほど目立った活動の見られない流星群。だがこの時期は「やぎ座流星群」がピークを迎えつつあり、さらに三大流星群のひとつである「ペルセウス座流星群」も飛び始めるため、1年でも最も流星を観測しやすいシーズンと言える。観測は天気が良ければ、放射点が高くなり、月が沈む30日23時頃から31日明け方がおススメ。
■流星群を生中継
ウェザーニューズは、7月30日22時~25時に「みずがめ座デルタ南流星群」を生中継する。中継地点はニュージーランドのテカポと国内2か所の合計3か所を予定。テカポは“世界一の星空”と称されており、極上の星空を堪能できる街として知られている。番組はウェザーニュースのWebサイトの他、ニコニコ生放送、YouTube Live、LINE LIVE、Periscope、FRESH!、Facebookライブ動画など各種動画サイトから視聴できる。