kViewer は、kintone アプリに登録されたデータを、企業の FAQ サイトなどから、誰でもアクセスして内容を確認できるようにするもの。kintone は、アカウントを持ち、かつシステムにログインしているユーザーのみが登録内容を閲覧できるが、そのため、利用範囲が登録メンバーのみに限定される。
kViewer は、kintone API を活用することでユーザー認証を不要とし、kintone 内に登録された情報でも外部サイトで公開したいものはできるようにした。
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社内システムを外部に公開 |
kViewer では、ひとつのアプリ内に登録されているデータ量に制限がないため、大量に蓄積したデータでも、公開できる。公開できるビューとして、一覧表ビュー、グラフビューがあり、今後は、スマートフォン専用ビューやカレンダービューへの対応も予定している。
利用できる機能によって、ライト、スタンダード、プレミアムの3種類のグレードがある。月額料金は、ライトコースで6,000円。30日の無料試用期間もある。
kViewer にはまた、便利な3つの機能がある。
1つ目は、データのステータスなどで表示/非表示条件を管理できる機能。承認前のデータは非表示とし、承認されたデータだけを表示させる、などの運用ができる。
2つ目は、kintone で作成したグラフをそのまま公開できる機能。リアルタイムで更新できる。
3つ目は、イントラネット内にセキュアに情報を公開する機能。閲覧できる IP アドレスを制限できるので、社内からのアクセスだけに制限するなど、メンバーを限定して公開できる。
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kintone のグラフをそのまま公開できる |