コミュニケーションツールとして、企業でのメッセンジャー導入が加速しているが、direct は daab SDK で、単なるメッセンジャーから、業務で使えるコミュニケーションフロントエンドツールに進化するという。
具体的には、企業内システムや、既存の SaaS/PaaS(Google Apps、Microsoft Office 365、Cybozu kintone など)と連携、日報作成、案件管理、商談議事録、スケジュール管理などの業務で、メッセンジャーをフロントエンドのユーザインターフェイスとして利用できるようになる。
daab SDK は、direct と SaaS/PaaS・企業の業務システムとを連携させる bot を開発するための開発環境。GitHub が開発し、MIT ライセンスで公開している Node.js で bot を作り、動かすためのフレームワークである Hubot をベースに、拡張した。Hubot では扱えない「位置情報」や「スタンプ」「アクションスタンプ」「写真、動画共有」「添付ファイル」「一斉連絡」などの direct の標準機能を使って、bot(自動的にコマンドを実行するプログラム)化できる。
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daabSDK イメージ図 |
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「daab SDK」を使った bot サンプルプログラム |