任天堂「ゲームボーイ」とよく似たデザインのクレジットカード サイズ 8bit 携帯ゲーム機「Arduboy」が、クラウド ファンディング サービス Kickstarter に登場した。白黒のギザギザした画面が動き、圧電スピーカー(ピエゾ スピーカー)がチープな音を奏でるのを聴くと、懐かしさで泣いてしまいそう。
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クレジットカード サイズ 8bit 携帯ゲーム機 Arduboy |
Arduboy は、幅85.60×高さ53.98×厚さ 5mm のクレジットカード大の 8bit ゲーム機。マイコン システム「Arduino(アルドゥイーノ)」をベースに開発された。モノクロ有機 EL 画面(OLED)の表示解像度は、128×64 トッドという粗さ。6個のボタンを備え、2つの圧電スピーカーを搭載する。180mAh のリチウム ポリマー バッテリを内蔵しており、8時間以上プレイできるという。メモリー構成は、フラッシュメモリーが 32KB、RAM が 2.5KB、EEPROM が 1KB。
プレイするゲームは、「Arduboy Arcade」から無料で入手できる。全ゲームがオープンソースになっており、改変することも可能。Arduboy の開発チームは、子どもたちのプログラミング学習にも役立ててほしいとしている。
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Hello World!
プログラミングの学習にも |
ゲームボーイといえば、子どもに手荒く扱われても壊れない堅牢性が有名だ。Arduboy はポリカーボネート製ボディを採用し、背面を金属で保護しており、丈夫さでゲームボーイ負けていなそうだ。ポケットに入れて持ち歩けるのはもちろん、硬い床に叩きつけても壊れないようすが Kickstarter の紹介ビデオで見られる。
※画像は Kickstarter の Arduboy ページから