Apple は Mac へのフロッピー ディスク ドライブ(FDD)搭載を止めたり、USB を主要インターフェイスにしたり、無線 LAN(Wi-Fi)を採用したりと、パソコンというデバイスの新機軸を次々と打ち出してきたものだ。今回 Apple は新型 MacBook で、電源ポートとデータ通信ポートをただ1つの USB Type-C(USB-C)ポートにまとめてしまった。確かに非常にすっきりしたデザインだが、クラウド ファンディング サービス Kickstarter で MacBook の USB-C ポートを拡張する「Hub+ for USB-C」や「HydraDock」というプロジェクトが人気を集めているところをみると、現状 USB-C だけになって困っている人が多いようだ。

USB-C ポートが1個だけの新型 MacBook、やっぱり困ってる人が多いみたい
Hub+ for USB-C

HydraDock
HydraDock

新型 MacBook の USB-C ポートは、最大 5Gbps でデータをやり取りできる USB 3.1 Gen 1 対応の高速通信ポートとして機能するほか、変換アダプタを使うなどして各種ディスプレイへのビデオ出力が行える。AC アダプタから MacBook への電力供給も、この USB-C ポートが担う。もちろん、適切なアダプタを介して従来の USB デバイスを接続することも可能だ。


シンプルな構成で格好はいいのだが、手持ちのスマートフォンやメディア プレーヤ、デジカメ、メモリカード リーダー、ハードディスクなどを繋ごうとすると困ったことになる。そこで、Kickstarter に Hub+ for USB-C と HydraDock のようなプロジェクトが登場したのだ。目標金額はいずれも3万5,000ドルで、すでに両プロジェクトともおよそ2倍の支援金を集めている。

Hub+ for USB-C は、コンパクトな USB ハブといった外見のデバイス。2個ある USB-C ポートの一方を AC アダプタ、もう一方を MacBook に接続して使う。ユニークなのは、リチウム イオン バッテリを内蔵しており、スマートフォンなどを充電するモバイル バッテリとしても使える点。用意されているポートなどは以下の通り。

・USB-C:2個
・SDXC カード スロット:1個
・Mini DisplayPort:1個
・USB-A:3個

Hub+ for USB-C に用意されたポート
Hub+ for USB-C に用意されたポート

モバイル バッテリとしても使用可能
モバイル バッテリとしても使用可能

Hub+ for USB-C の紹介ビデオ

HydraDock は、MacBook の下に挟んでキーボード スタンドのように使えるデザインが特徴。11個ある各種拡張ポートはすべて背面に設けられている。AC アダプタから伸びる USB-C プラグを HydraDock に挿し、HydraDock の USB-C プラグを MacBook に挿せば使える。用意されているポートなどは以下の通り。

・3.5mm ステレオ ヘッドフォン:1個
・Gigabit Ethernet:1個
・SDXC カード スロット:1個
・Mini DisplayPort:1個
・HDMI:1個
・USB 3.0:4個
・USB-C(データ通信用、ビデオ出力非対応):2個

キーボード スタンドとして機能する
キーボード スタンドとして機能する

HydraDock に用意されたポート
HydraDock に用意されたポート

HydraDock の紹介ビデオ

※画像は Kickstarter の Hub+ for USB-C および HydraDock のページから