黒板メーカーのサカワと、デジタルコンテンツ事業を展開するカヤックは、ハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」を7月に発売する。
「Kocri」は、スマートフォンとプロジェクターを使って黒板に“板書”できる iOS アプリ。画像や動画などの教材、生徒のノートなどを黒板に映したり、以前に“板書”した内容を呼び出したりすることができる。
サカワとカヤックは2014年より、板書の新しい形式を製品化する「みらいのこくばんプロジェクト」を展開。2014年に発表したプロトタイプは PC と専用のプロジェクターが必要だったが、「Kocri」はアプリを起動し、Apple TV を経由すれば、どのプロジェクターでも利用できる。この技術は特許出願中だという。