
ルノー・ジャポンは「ルーテシア」のラインアップに、ハイブリッドシステム「E-TECH HYBRID(イーテックハイブリッド)」を搭載した「ルーテシア E-TECH HYBRID」を設定。6月30日に販売開始した。走りの良さと、輸入車最高レベルとなる25.2km/L(WLTCモード)の低燃費を両立させたモデル。

ハイブリッドシステムE-TECH HYBRID
「E-TECH HYBRID」は、メインモーター(駆動用)とHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)の2つのモーター、そして1.6L自然吸気エンジンを、軽量・コンパクトな電子制御ドッグクラッチマルチモードATで繋いだハイブリッドシステム。低速域から高速域まで、最も高い効率となるようモーターとエンジンを制御することで、ダイレクトかつスムーズなドライブフィールと低燃費を実現している。
メインモーターは最高出力36kw(49ps)、最大トルク205Nmを、HSGは最高出力15kw(20ps)、最大トルク50Nmを、そして1.6Lエンジンは最高出力67kw(91ps)、最大トルク144Nmをそれぞれ発生する。
電子制御ドッグクラッチマルチモードATは、モーター側に2つ、エンジン側に4つのギアを持ち、これらギアを組み合わせた12通りの変速比でモーター、エンジンそれぞれから動力を切れ目なく、効率よく引き出す。
発進時にはモーターのみで駆動し、スムーズでレスポンスのよい発進を可能とする。中速域では、モーターとエンジンを最適に組み合わせることで、素早いレスポンスと息の長い加速を実現。高速域では巡行時にはエンジンを使用し、追越し時にはエンジンにモーターのアシストを加えることで力強い加速を得る。
装備&ボディカラー
専用装備としては、車線の維持をアシストするレーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)が採用された。その他メーカー オプションとして「レザーパック」(レザーシート+前席シートヒーター)を選択できる。
ボディカラーは「ブルー アイロン M」「ルージュ フラム M」「オランジュ バレンシア M」「ブラン グラシエ」「ノワール エトワール M」という展開。「ブルー アイロン M」「ノワール エトワール M」にはブラックダッシュボードが、それ以外のボディカラーにはライトグレーダッシュボードが組み合わされる。


メーカー希望小売価格は、「ルーテシアE-TECH HYBRID」が329万円で、「ルーテシアE-TECH HYBRID レザーパック」が344万円。

ルノー ルーテシア E-TECH HYBRID 専用装備
・ レーンキープアシスト(車線逸脱防止支援)道路上の白線や黄線を検知。車線をはみ出しそうになった場合、インジケーター表示で警告し、必要に応じて車線を維持するようハンドル操作をアシストする。約70-180km/hでの走行時に機能する
・ シフトベース E-TECH ロゴ
・ リアゲート E-TECH ロゴ
・ シャークアンテナ

・ パッケージオプション「レザーパック」(レザーシート+前席シートヒーター)