
2018年のペルセウス座流星群は8月13日10時頃に極大を迎える予想。今夜から明日の朝にかけてが見頃です。
流星群観測には、実はハンモックが意外と適しています。星空を眺め続けていても、首が痛くなりません。また、視野も広くなるので、流星を見つけやすくなります。

「Mock ONE」は、流星群観測にもぴったりなハンモック。米国ミネアポリスに本拠を置くRepublic of Durable Goodsが開発しました。

通常、ハンモックは手ごろな間隔で生えている2本の木に吊って使用します。でも、ハンモックの荷重に耐えられそうな太さの木が程よい間隔で生えていることはなかなかありません。また、公園などによってはハンモック禁止の場所もあります。そのようなケースでは専用スタンドを使用するのですが、ハンモックに加えてスタンドを持ち歩くのはなかなかに面倒です。
その点「Mock ONE」は、専用キャリーバッグに入れて持ち歩ける、スタンド付きの折り畳みハンモック。重さはわずか6.6キロで、クルマはもちろんバイクや自転車に乗せて持ち運べます。

クルマのトランクはもちろん


現地に着いたら、数分で設営が可能。すぐにハンモックに寝転がって、川のせせらぎや、しぶきを上げ続ける滝や、ロッククライミングをする人々を眺めてリラックスできます。





…、これ、リラックスできるの?
付属品も充実。夏の日差しを和らげてくれるサンシェードや、寒さからお尻や背中を守ってくれるアンダーキルト、夏場の蚊をシャットアウトするモスキートネットなどが用意されました。

なぜか専用の防水タープも用意されており、これがあれば雨が降っていても大丈夫なのだとか。でも、タープを設置すると外の景色がまったく見えなくなるので、ハンモックに横になる意味はちょっとよくわからなくなってしまいますが…。

いやもうこれは、テントでしょ?
吊り下げる木を探さなくてよくなったので、従来の“設置場所縛り”は完全に消えました。これまではハンモックを設置しようと考えさえしなかった場所で寝転がれます。Republic of Durable Goodsのメンバーは、そのような場所を探す旅も楽しいと主張しています。

Republic of Durable Goodsは現在、「Mock ONE」の市販化に向けてクラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、専用キャリーバッグとサンシェードの付いた「Mock ONE Everyday」を150ドルの出資と172ドルの送料で入手できます。モスキートネットやタープの付属する「Mock One Chill Master」は240ドルの出資+172ドルの送料で入手可能に。出荷は2018年12月に予定されています。
