
「BivyPack」は、畳むとバックパックになる一人用のテント。米国ワイオミング州ジャクソンホール在住のKenny Flanneryさんが開発した。

「バックパックの形態になって、背負いやすい」テントではなく、実際に荷物を収納できるバックパックなのが特徴。容量はサイドポケット、フロントポケットなども合わせると約40リットルと、そこそこのサイズとなる。

ここだけでもかなりの容量
軽量なのも特徴。荷物を入れない状態であれば、重さはわずか500グラム。背負ってしまえば体感的にはさらに軽くなる上に両手がフリーになるので、山道なども歩きやすいという。

設営にかかる時間は30秒ほど。基本的には、バックパックからテント部分を引っ張り出すだけなので、キャンプ初心者でも簡単に設営できる。


Kenny Flanneryさんはハイキングなどで使用しているほか、野外フェスなどでもこれを利用し、宿泊費を節約しているそうだ。野外フェスでは場所取りが困難なときがあるが、「BivyPack」ではテントとテントの間のわずかなスペースにも設営できるというメリットがある。

Kenny Flanneryさんは現在、「BivyPack」の国際的なプロモーションを兼ねて、クラウドファンディングサイトkickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。入手に必要な金額や送料などは、kickstarterのプロジェクトページを参照されたい。なお、出荷は2018年の夏に予定されている。