
「NOMAD Hammock」は折り畳むとバックパックになるハンモック。イタリア ベッルーノに本拠を置くNOMAD Hammockが開発した。

折り紙にインスパイアされてデザインされた製品。四角い折り紙が折り畳み方によっては複雑なカタチをした鶴になるように、ハンモックも折り畳み方によってバックパックになるのではないか、そうすれば持ち運びが容易になるのではないか、という発想から生まれた。


これが開発の原点
使用時にはバックパック形状にし、背負って目的地に出向く。設置に適した場所を見つけたら「NOMAD Hammock」を展開し、木などにベルトを巻き付けて設置するという仕組みだ。

目的地に着いたら展開してハンモックに(画像右)
バックパックとしての機能も持ち合わせており、ハンモックに寝転んで読む本や、ハンモックに寝転んで飲むドリンクなどを入れておくことができる。容量は20Lなので、自転車通勤をする人が、通勤用バッグとして使うことも可能だ。



オフィスでハンモック!
NOMAD Hammockは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、220ユーロの出資+50ユーロの送料で「NOMAD Hammock」を1つ入手可能だ。出荷は2018年6月に予定されている。

ハンモックカフェやハンモック美容室など、日本でもハンモックは徐々に日常生活に浸透しつつある。だがさすがに自分用のハンモックを持つ人は少ないだろう。「NOMAD Hammock」は、自宅用/自分用ハンモックの第一歩となるかもしれない。
