君の名は。の検索結果
検索回数でも「君の名は。」が急上昇

Google(グーグル)がまとめた「検索で振り返る 2016」を見ると、映画部門のランキングでは「君の名は。」がトップとなり、「シン・ゴジラ」が2位に入った。

Googleは例年、検索回数が多かったり、急に増えたりした言葉をもとに、話題になったできごとをまとめている。全世界の動向だけでなく、日本、米国など地域別の流行なども把握できるようになっている。


2016年の日本についてあらためて一覧すると、映画部門では「君の名は(正しくは君の名は。)」「シンゴジラ(正しくはシン・ゴジラ)」という検索キーワードが1、2位を占めた。それぞれインターネット上での注目度が高く、納得の結果だろう。



続いて「ズートピア」「僕だけがいない街(映画版)」「デッドプール」「聲の形」「ハイアン ドロー(正しくはHIGH&LOW)」「ゴーストバスターズ」「この世界の片隅に」「植物図鑑」と続いた。意外に思えるものも、なるほどと思えるものもある。

「君の名は」と「シンゴジラ」は、ニュース部門でも4、5位に入っている。両作品はちょっとした社会現象になった、と述べても過言ではないだろう。



世界全体に目を転じてみると、またおもむきが異なる。映画部門では「Deadpool(デッドプール)」「Suicide Squad(スーサイドスクワッド)」 がそれぞれ1、2位となっているのだ。



以下は「The Revenant(レヴェナント)」「Captain America Civil War(シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ)」「Batman v Superman(バットマン vs スーパーマン)」「Doctor Strange(ドクター・ストレンジ)」「Finding Dory(ファインディング・ドリー)」「Zootopia(ズートピア)」「The Conjuring 2(死霊館 エンフィールド事件)」 「Hacksaw Ridge(ハクソー・リッジ)」となった。

米国を中心にした英語圏の評価が大きく影響していると見られるが、海外でもインターネット上ではマンガ(アメリカンコミック)・アニメ文化の勢いが強いのにあらためて驚かされる。