
iPhoneの写真を絵画のように加工してくれる「prisma」が人気だ。人工知能(AI)技術を使っているとのことで、なにげない写真を浮世絵風やエドヴァルド・ムンク風の芸術作品のように変換できる。

prismaはここ最近、主にTwitterで流行している画像加工アプリケーション。ハッシュタグ「#prisma」を追いかけると、さまざまな作品を目にできる。
アプリで遊んでたら寝るタイミング失った……… #prisma pic.twitter.com/8hSshYqtnD
— かえる (@frogo3o5) 2016年7月13日
風景から人物まで、色々な写真を加工して遊んでいるようだ。日本の野山が、外国の観光地を描いた作品に見えるなど、何とも面白い。使い方は簡単で、アプリから手持ちの写真を選び、どんなスタイルで加工するか選ぶだけだ。


7月時点で、iPhoneやiPadでのみ利用でき、Android版は存在しないもよう。Androidスマートフォンを使っている人は、うっかり偽物をつかまないよう注意したい。
もう1つの注意点として、prismaは加工のためにいったん写真を外部に送信しており、さらに、できあがった作品をアプリの開発元が2次利用する可能性もある。不特定多数に見せたくないプライベートなものは使わない方がよい、と指摘するブログもある。
もっとも楽しいアプリであるのは間違いないので、あくまで遊びと割り切って、あまり重要でない写真で試してみるのがよいだろうか。