手作り風力発電機
風力発電機を作ってみるイベント

風力発電機を手づくりする高校生向けの夏休みイベントを、東京理科大学インターネットイニシアティブ(IIJ)が開催する。モノのインターネット(IoT)と組み合わせて発電量をインターネット上で見られるようにする。

東京都新宿区にある東京理科大学神楽坂校舎で、「神楽坂サイエンスアカデミー2016」と題して開催する。全国の高校生がチームで参加し、できあがったものを使って実際におよそ1か月間、発電を行なう。


併せてIoTセンサーモジュールを製作して取り付ける。これにより期間中、インターネットを通じてリアルタイムに発電量データを観察しながら、各チームが創意工夫を重ねて発電機の改良を繰り返す。

IoTセンサーモジュール
センサーを取り付けてネットから発電量を観察

さらに研究発表会で、各チームの取り組みについて発表する。

対象は高校1~3年生で、同じ学校に通う3~4人で構成するチームを9つまで募集している。各校1人ずつ教師または保護者による引率が必要。参加にかかる費用は原則自己負担だが、遠方から参加の場合は交通費、宿泊費の一部を補助する。応募多数の場合は選考になるとしている。

開会式と発電機の製作が7月26日、27日。実験期間は7月28日~8月21日。発表会は8月22日。参加を希望する人は7月1日まで特設サイトで申し込める。