日本 IBM は、ソーシャル、モバイル、クラウド、アナリティクスを組み合わせた新しいメールソリューション「IBM Verse」(バース)を発表した。

Verse は、電子メール、会議、予定表などの基本的なメールとスケジュール機能に加えて、ファイル共有、インスタント メッセージ、ビデオ通話など、ビジネスで利用するコラボレーション手段を1つの環境に統合したソリューション。

必要な処理を優先順位付けし、適切な人や情報を選別する。また、IBM のモバイル デバイスに最適化されたユーザーインターフェイスを備える。

Verse は、IBM の50社以上の顧客先経理、営業、マーケティング、ソフトウェア エンジニア担当者やビジネスパートナーなどから寄せられた意見をもとに、開発された。

ユーザーが検索する特定の情報を、受信メールや他のコラボレーション履歴、コンテンツから抽出して取得できるファセット検索機能を実装している。また、その日のユーザーの最も重要な業務を示す「概要」ビューを備える。各ユーザーの傾向や優先事項を経時的に学習することで、特定のプロジェクトや関係者情報などを即座に提供するそうだ。

日本 IBM、ビジネスのコラボ手段をひとつに統合した Verse を発表
Verse ログイン画面