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Apple Watch にいち早く対応、IG 証券トレーディング・アプリをレビュー

最新のウェアラブル機器「Apple Watch」と、FX や個別株、株価指数など多様な金融商品を取引できる IG 証券トレーディング・アプリ。この両者が連携することで、これまでにない“スマート”な金融取引が可能になるかもしれない。

IG 証券のトレーディング・アプリは、国内企業が展開する金融アプリの中で唯一 Apple Watch を使った取引に対応している(6月17日現在)。「世界の金融市場をさらに身近にする」と IG 証券が胸を張る同アプリの主な機能やウェアラブル機器ならではの操作性を紹介する。
 
金融取引をさらに“スマート”に

同アプリは iPhone、Apple Watch をはじめとする iOS 端末や Android 端末、Windows 端末などに対応。株や債券、新興国通貨やエキゾチック通貨を含む約90種類の通貨ペアなど、IG 証券が扱う約8,000種類の銘柄から関心のあるものを選んで取引できる。なお、アプリのダウンロードや口座開設は無料だ。
 
iPhone 版のイメージ
(出典:IG 証券公式サイト)

■Apple Watch で市場イベントを迅速に把握

4月24日の Apple Watch 発売にあわせて公開された Apple Watch 版は、iOS8.2 以降の iPhone に搭載された「Apple Watch アプリ」を使ってインストールすることが可能。Bluetooth を使って iPhone 版とシンクさせると使用可能になる。
 
iPhone 内の「Apple Watch アプリ」を使ってインストール

Apple Watch のホーム画面に表示されたアイコン(写真左)
ログインするとまず「口座情報」が表示される(写真右)
 
Apple Watch 版では、ウォッチリストに登録した銘柄の時価や未決済オーダーの確認、ポジションの変更や清算などが可能。経済カレンダーも提供されており、保有ポジションに影響を与えるかもしれない経済イベントを迅速に把握できる。ウォッチリストへの銘柄登録やアラート機能の設定といった一部の操作においては、適宜 iPhone も使う必要はあるが、レートなどを手元ですぐに確認できる利点は大きいだろう。
 
レートを確認し(写真左)、取引内容を決定(写真中央)、
最後に受付内容を確認(写真右)
 
ポジションの確認や変更も手軽に

Apple Watch 対応 IG 証券 トレーディング・アプリのダウンロードはこちらから

■モバイル端末にいち早く対応してきた IG 証券ならではのレスポンスの良さ

ところで、Apple Watch のサイズは38mm または42mm。画面が小さいゆえに、アプリの操作性に疑問をもつユーザーもいるかもしれない。筆者は今回 Apple Watch Sport を使って「ダウ平均(=IG 証券商品名「ウォール街」)」などを取引してみたが、視認性に優れ、レスポンスも良いため、快適に操作することができた。移動中の車内など時間をかけられない場面でも、スムーズに取引を進められそうだ。
 
タップしやすいインターフェース
 
口座の内訳やポジションの状況も一目瞭然
 
「Siri」を使った入力も可能

操作しやすいインターフェースに加えて、Apple Watch が搭載する「タプティックエンジン」も、Apple Watch 版を使って取引をするメリットだろう。タプティックエンジンは、Apple Watch が通知を受信したことを手首への振動で知らせてくれるため、同アプリのアラートがあった場合も素早く気づくことができる。

スマートフォンでの取引以上に、場所や時間を選ばない“スマート”な取引を可能にした Apple Watch 版の IG 証券 トレーディング・アプリ。使い慣れれば、スマートフォンの補助的存在にとどまらないツールとして活用できるだろう。同アプリを皮切りにウェアラブル機器を使った金融取引が広まれば、株や為替の市場はさらに活発化していくかもしれない。

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情報提供:IG 証券株式会社
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