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シート高は低い でも最低地上高は高い! 前後輪駆動のオフロード電動スクーター Fiido「Beast」


電動モビリティを販売するFiidoは「Beast」を開発。Indiegogoでの先行予約販売を開始しました。“シッティング”と“スタンディング”のデュアルスタイルで走行でき、高い走破性を備えた前後輪駆動のオフロード電動スクーターです。


シッティングスタイル

座って運転できる電動キックスクーターはすでにあります。が、それらの多くはフットボード上に取り外し可能なチェアを装着するタイプ。街中の舗装道路を30km/hで走行するのには問題はありませんが、「オフロードを走りたい」「ワインディングを攻めたい」というときには向いていません。

「Beast」では、リアに常設シートを装備。このシートに低く座り、ハンドルを下げ、足をフロントホイール脇のフットペダル上に置くことで低重心な“シッティングスタイル”となり、より攻めた走りが可能となります。


“シッティングスタイル”はオンロードの走行に適した形態で、ワインディングなどを楽しく走行できます。Fiidoはその走行感覚を、「一般的な電動バイクとも電動キックボードとも異なる、ゴーカートに近い」ものと説明しています。


スタンディングスタイル

“スタンディングスタイル”は、オフロードの走行に適したモード。オールテレーンタイヤを幅720mmのハンドルで操り、道なき道を走破できます。


最低地上高は160mm。11インチの大径タイヤや前後サスペンションにより、凸凹の多い地面でも走れます。




モーターは前輪に500W、後輪に800Wを搭載してシステム出力を1,300Wとしたデュアルモーターシステム。後輪がスタックしても前輪の駆動力で脱出できる前後輪駆動となっています。またこのモーターは最大40%の坂を登れるのだとか。


両スタイル共通仕様

バッテリーは取り外して充電が可能。フル充電すれば後輪駆動では約100km、前後輪駆動時でも約70kmの走行が可能になっています。


制動系では前後に油圧式ディスクブレーキを採用。雨天時やオフロード走行時にも高い制動力を期待できます。


日本で「Beast」を公道走行可能にするのはだいぶしんどそう。でも、バイク用のオフロードトレーニング施設などで許可を得て走行するのは楽しそうです。大型のオフロードバイクとは違う走行感を得られかもしれません。


入手方法などについて詳細はIndiegogoサイト内のプロジェクトページ「Fiido Beast Electric Scooter」で確認してください。
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