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トヨタが「Tacozilla」をSEMAショー2021で公開 身長180cmの人が室内を立って移動できるタコマベースのキャンピングカー


トヨタがSEMAショー2021で「Tacozilla」を公開しました。トヨタが北米で製造・販売するピックアップトラック「タコマ」をベースとしてカスタムされたキャンピングカーです。

トヨタがSEMAショー2021で「Tacozilla」を公開

デザイン上の目標は“クールなルックスのキャンピングカー”に仕上げること。レーシングカーがクールであるように、キャンピングカーであってもクールなルックスで、キャンプ場で多くの人から注目されるモデルとなることを目指してデザインされました。

目指したのは“クールなルックスのキャンピングカー”

ピックアップトラックをベースにカスタムされたキャンピングカーでは、荷台の上に居住空間を載せたものが多くみられます。でもこの方法でビルドされた場合、居住空間はどうしても狭くなってしまいます。

トヨタのデザイン&ビルドチームはこれを避けるために、荷台を取り外すことからデザインワークをスタート。何を取り外し、何を再配置すればキャンピングカーとしての居住空間を最大化できるかの検討を行いました。この結果、身長180cmの人が立って歩ける室内高を実現しています。

身長180cmの人が立って歩ける室内高を実現

外部デザインはタコマのボディラインとシームレスにつながるものとされています。中央部には膨らみを持たせ、上部と下部を絞ることで居住空間を広げつつ、狭い山道を走るときに木や障害物にひっかかりにくくしています。でもこの形状にしたために、バックドアは専用設計になってしまったそう。チームはこのドアのデザインに100時間以上を費やしたそうです。

ドアのデザインには100時間以上!

こうして作り出された室内には、ピックアップトラックベースのキャンピングカーとしては珍しく、シャワー付きバスルームが装備されました。また、コンロとシンク付きのキッチン、ダイニングテーブルなどが装備されています。

シャワー付きバスルーム

コンロ・シンク付きのキッチン装備

SEMAショー2021は米国ラスベガスで2021年11月2日から11月5日まで開催されます。
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