日産の海外向け高級車ブランドインフィニティは、クロスオーバーSUV「QX55」の展示を今週から米国とカナダのショールームで開始する。他の主要市場でも順次展開していく予定。
「QX55」は、可変圧縮ターボの技術を採用した「
VCターボ」エンジンを搭載したクーペ・クロスオーバー。このエンジンは圧縮比をシームレスに変化させることで、ドライバーの要求に応じて燃費やパワーを向上させられる。
その他、AppleのワイヤレスCarPlay対応、20インチホイール装備、インテリジェント4WD搭載など、充実した機能を備えている。
グレードは「LUXE」「ESSENTIAL」「SENSORY」の3タイプで、北米での希望小売価格は4万6,500ドル(約510万円)から。
日産はまた「QX60」を、インフィニティのラインナップに加えると発表した。
「QX60」は、昨年9月に発表され、“液体金属のような表面に周囲の動きが映し出され、躍動感を表現する”ボディで話題となったデザインスタディ「QX60 Monograph」の量産モデル。3列シートのクロスオーバーSUVとして2021年末までに発売される予定。
参考画像:昨年発表された「QX60 Monograph」