SUBARUは10月15日に、新型「レヴォーグ」を発表した。
「レヴォーグ」は「より遠くまで、より早く、より快適に、より安全に」というSUBARUグランドツーリングのDNAを継承したパフォーマンスワゴン。新型ではさらに「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3つの価値を進化させている。
新型では「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3つの価値を進化
「先進安全」では、360度センシングを実現した「新世代アイサイト」を全車標準装備。さらに3D高精度地図データを採用した高度運転支援システム「アイサイトX(エックス)」搭載グレードを新設定して、ストレスフリーなセイフティドライビングを目指している。
「スポーティ」では、新開発1.8L水平対向直噴ターボやスバルグローバルプラットフォーム+フルインナーフレーム構造により、走りの質感を飛躍的に高めた。
スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造
「ワゴン価値」では、快適性や積載性を実現するワゴン機能やインテリアに磨きをかけている。新開発のパワーリヤゲートや大容量サブトランクを採用し、荷室の機能性を大幅に向上した。ハンズフリーオープンパワーリヤゲートは、アクセスキーを携帯した状態でリヤの六連星オーナメントに肘など体の一部を近づけるとリヤゲートが自動で開く。また、リヤゲートを閉めると同時に全ドアを施錠するロックシステムも採用した。
リヤの六連星オーナメントに肘など体の一部を近づけると
カーゴルームは従来からの広い荷室スペースに加えて、大容量のサブトランクを新たに採用。荷室総容量を561L(カーゴフロアボード上部:492L、サブトランク:69L/VDA方式)として積載性能が大幅に向上した。
インテリアでは、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイやアイサイトX搭載グレードに採用の12.3インチフル液晶メーターで構成された先進的なデジタルコックピットにより、ドライバーは運転に必要な情報をよりスマートに認知可能とした。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ
デザインは、新たなデザインコンセプト「BOLDER」をSUBARU量産車で初めて採用。レヴォーグが持つ個性をより大胆に際立たせ、「意のままにコントロールする愉しさ」や「先進性」を表現している。
フロントビューは立体的で、ワイドに構えたヘキサゴングリルと、シャープで切れ味の鋭いヘッドランプの精悍な目つきがSUBARUらしさを表現。また、大胆に張り出したフェンダーが力強さを感じさせるデザインとしている。
ヘキサゴングリルと精悍な目つきがSUBARUらしさを表現
サイドビューは大胆な前傾姿勢で切れ上がったサイドシルエットと勢いのあるキャラクターラインで、新型レヴォーグが備える走りのパフォーマンスを表現した。
リヤビューでは、リヤコンビネーションランプはコンパクトデザインでシャープな印象を持たせた。一方、クルマ全体はワイドで安定感のある佇まいとしている。絞り込んだキャビンの造形に対して、リヤフェンダーは大きく張り出した造形としてパフォーマンスの高さを表現している。
絞り込んだキャビンと大きく張り出したリアフェンダーが
パフォーマンスの高さを表現
メーカー希望小売価格は次の通り。