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【新型コロナ対策】滋賀のビールメーカーがアルコール75度の「NAGAHAMA Distillery Alc.75%」生産 ― 消毒液不足で


滋賀県のビールメーカー、長浜浪漫ビールはアルコール75度の高濃度スピリッツ「NAGAHAMA Distillery Alc.75%」を製造開始した。厚生労働省の発表を受け、関係省庁の指導のもとで生産を進める。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う消毒用アルコール不足をふまえた取り組み。

長浜浪漫ビールはビールのほか、2016年にウイスキーを製造する「長濱蒸溜所」を開設している。今回はこの蒸溜所でウイスキー製造に使うモルトを原料に、通常より1回多い3回蒸溜し、純度の高いハイアルコールスピリッツにして瓶詰めした。容量は1本500ml。

なお、すでに酒造会社などが出している同種の商品と同じく、NAGAHAMA Distillery Alc.75%も「消毒用アルコールと同等のアルコール分を含んでいるが消毒や除菌を目的に製造されたものではない」という位置づけになる。また酒造メーカーが多数生産しているものと違いウイスキー特有の香りがある。

まず地元の医療機関や高齢者施設へ優先的に寄付する。少量のみインターネット通販を予定しているが、この商品に対する電話での問い合わせなどは極力控えてほしいとしている。
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