沖縄の泡盛メーカーも高濃度アルコール生産

沖縄県で泡盛などを手がけるまさひろ酒造は、高濃度アルコールのスピリッツ「まさひろウォッカ66%アルコール」を発売した。新型コロナウイルス感染症の拡大を受けての取り組み。

まさひろ酒造は泡盛「まさひろ」「島唄」「海人」などを手がける沖縄県糸満市の企業。新型コロナウィルス感染症予防の手指用エタノールの全国的品薄状態などが続くなか、高濃度アルコールのスピリッツ「まさひろウォッカ66%アルコール」を商品化した。泡盛と同じ原料、米こうじを蒸留した飲料用だが、手指に塗布しても気にならないよう、活性炭濾過によってほぼ無臭に仕上げている。


Webサイトで注文を受け付け、宅配便による販売を行う。注文の受け付けは4月27日から随時対応し、5月7日より順次発送を予定する。なお消防法適用外のアルコール濃度になるが、高濃度のため取り扱いについては火気による引火に注意するよう呼びかけている。

内容量は700mlで価格は1本1,700円(税込、以下同じ)、6本で1万200円。送料は別途発生するが、1万円以上の注文で国内送料が無料となる。