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VAIOがVRに進出―自分の足で仮想現実を歩きまわれる「ABAL」と連携

歩きまわれるVRシステムを開発した「ABAL」と提携

ソニーから独立したPCメーカーのVAIOは、仮想現実(VR)分野に進出すると発表した。自分の足を動かしてVR空間を歩きまわれる「ABALシステム」の開発元、ABALと提携する。

ABALは、東京都のwise、A440、ロボットの3社が2016年に立ち上げたジョイントベンチャー。その製品であるABALシステムは、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)をかぶるだけでなく、両手両足にもトラッキングターゲットという装置を取り付け、VR空間の中で手をつないだり、歩きまわったりできる。

テレビ朝日のイベントに「アバル:ダイナソー」として恐竜の生きていた時代を仮想体験できるアトラクションを出したのが記憶に新しい。

今回VAIOでは、ABALに出資し、関係を強化していくという。ABALのVRに関する開発、制作、運営のノウハウを重視した判断という。

VAIOでは主に企業向けにVRに関する機器やシステムの導入、保守、映像などのコンテンツ制作、運営企画などを一括して提供する方針。VAIOのノートPCは今、法人向けが強いが、そうしたこれまでの事業でのノウハウを生かしていくそう。
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