スマホ要らず、どこでもネットができるノートPC「VAIO S11」−テザリングより便利?
「SIMフリー」が特徴

VAIOは、スマートフォンのように携帯電話回線に直接つながり、どこでもインターネットが利用できるノートPC「S11」を発表した。スマートフォンの回線をノートPCなどが間接的に利用する「テザリング」より接続が安定するという。

かつてソニーのノートPCブランドだったVAIO。独立してからは色々と工夫をこらした製品を出している。S11もその1つ。従来のフラッグシップモデル「VAIO Z」の放熱性、使い勝手、堅牢性を引き継ぎつつ、「SIMフリー」仕様とした。携帯電話会社だけでなく、より割安な通信サービスを手掛けるMVNOから「SIMカード」を購入、装着して簡単にネットにつなぐことが可能だ。


通信速度が下り最大150Mbpsの「LTE」サービスを利用できる。理論上はiPhone 6s並の性能だ。

とはいえ、いまどきノートPCを仕事で持ち歩く人の多くは、すでにスマートフォンの「テザリング」を使って間接的にネットにつないでいるはずだ。いまさらノートPCで直接ネットが使えたとして、そこまで便利だろうか。

そんなテザリング派を説得すべく、VAIOはS11の方が大きなアンテナを搭載し、より安定して通信が行える点を強調。ビルの中、山間部、トンネルなどでつながりやすいと示唆している。

なるほどなるほど?
なるほどなるほど?

これに加え同社はNTTコミュニケーションズと協力し、ノートPCでの最適化したモバイル通信サービスも用意。専用SIMカードを直販サイトで取り扱う。

このほかVAIO Z並のバッテリーの保ちのよさも打ち出している。フル充電から最長約15時間の連続稼働するという。コンセントがない環境でも朝から晩まで使えるそう。

仕様を見ておくと、液晶ディスプレイは11.6型フルHD(1,920×1,080ドット)解像度で、本体の重さは最小構成で920〜940g。CPUは第6世代Intel Core Uシリーズを搭載。メモリー容量は4GBまたは8GBで、ストレージ容量は128GB、256GB、512GB。いずれもSSDとなっている。

インターフェイスは無線LANがIEEE 802.11a/b/g/n/ac。有線LANが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠。USB 3.0ポートが2つ、USB Type-C/Thunderbolt 3兼用ポートが1つ、ミニD-Sub 15ピン、音声入出力も備える。

直販サイトでの販売価格は14万2,344円(税込)からとなっている。