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ガンダム風?ちっとも似てない?―巨大ロボを起用したロッテの交流戦ポスターが話題

巨大ロボットが登場する交流戦用ポスター(提供:千葉ロッテマリーンズ)

プロ野球の千葉ロッテマリーンズが「セ&パ交流戦」のために公開したポスターが話題だ。各球団を象徴するような巨大ロボット同士がぶつかる迫力あるデザインだが、「ガンダム風」と紹介されたことで、インターネット上のロボット好きのあいだで議論になった。

くだんのポスターは、「非交流戦士マジワラン」という挑戦的な名前のロボットが、試合相手であるセントラルリーグ6球団を思わせるロボットを次々に叩きのめすという、闘争心あふれる仕上がりになっている。

スポーツ紙などでは、人気アニメ「機動戦士ガンダム」になぞらえて「ガンダム風で挑発」と見出しをつけて紹介したため、Twitterなどでロボット好きのあいだでは議論が起きた。

非交流戦士マジワラン(提供:千葉ロッテマリーンズ)

ポスターのロボットと、ガンダムのデザインがさほど似ていないとの意見もあれば、ポスターの1つにある「交流戦にロケットパンチ!」という文言がそぐわないとする指摘もあった。

ロケットパンチは、ロボットの拳の部分をロケットのように発射する演出。ガンダムの作品中では、敵であるジオングが腕を飛ばして戦うなどの例はあるが、全体として似たような場面はあまり出てこない。

ではガンダムでないとすると、ポスターはほかにどんな作品を想起させるのだろうか。色々な意見が出ている。

面白いところでは、2013年に公開になった米国の映画「パシフィック・リム」に似ているという声もある。パシフィック・リムでは、敵を拳で攻撃する際に肘からロケット噴射をする演出があり、吹替版では「ロケットパンチ」という名前がついている。

広島東洋カープ戦(提供:千葉ロッテマリーンズ)

横浜DeNAベイスターズ戦(提供:千葉ロッテマリーンズ)

中日ドラゴンズ戦(提供:千葉ロッテマリーンズ)

読売ジャイアンツ戦(提供:千葉ロッテマリーンズ)

東京ヤクルトスワローズ戦(提供:千葉ロッテマリーンズ)

阪神タイガース戦(提供:千葉ロッテマリーンズ)

ともあれ実際には特定の作品を模倣したのではなく、ロボット好きの心をくすぐる要素を詰め込みつつ、独自のデザインに仕上げたと見た方がよいだろう。

ところで注意深い人はすでに気づいているに違いないが、7種類ある今回のポスターのどこにも、ロケットパンチを思わせる場面は登場していない。ポスターは千葉ロッテマリーンズの公式サイトから大きなサイズをダウンロードできる。
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