お台場UCガンダムのイメージ
新たな立像のイメージ (c)創通・サンライズ

「お台場ガンダム」の愛称を持ち、長く東京の海辺に威容を誇っていた巨大な立像が、ついに3月5日で撤去となった。かわって新たなデザインの立像が今秋から登場予定だ。

お台場ガンダムは正式名称を「RG1/1 RX78-2ガンダム Ver.GFT」といい、往年の人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する人型兵器を、作品内における設定通りの大きさで現実に再現したもの。


2012年に江東区にある商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」の2階、フェスティバル広場に登場し、アニメファンや観光客を惹きつけて来た。

これまでのガンダム立像
3月5日で撤去となったお台場ガンダム (c)創通・サンライズ

展示にたずさわったバンダイナムコホールディングスなどは、今回の措置を「当初から予定していた期間の満了」と説明。老朽化した訳ではないと断るとともに、新たな企画を始めると明らかにしていた。

すなわち機動戦士ガンダムの続編の1つ「機動戦士ガンダムUC」に登場する、別の人型兵器「ユニコーンガンダム」をやはり設定に忠実に再現し、立像として同じ場所に設置するという。

一方で従来の立像は2019年の機動戦士ガンダムの放送40周年記念に向けた企画検証・参考用とし、公開はしないそう。

ちなみにダイバーシティ東京プラザの7階にあるガンダムファン向け施設「ガンダムフロント東京」も4月5日で閉館するが、今夏には同じ場所で新施設「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」が開館する予定だ。

ガンダムベース東京
新施設のイメージ (c)創通・サンライズ

アニメファンに向けた情報発信と、関連するおもちゃ「ガンプラ」を取り扱う総合拠点として運営していく考えだ。