米国 Microsoft(MS)は、Windows OSの一部を無料化する方針を打ち出した。スマートフォンやタブレットに搭載する場合にライセンス料の支払いを不要にし、より多くのメーカーに採用してもらおうという試みだ。

MS、Windows を一部無料に、スマートフォンや中・小型タブレット向け
Windows を一部無料に

無料化の対象になるのは Windows Phone。加えてディスプレイサイズが 9型より小さなタブレットやスマートフォンに Windows を搭載する場合だ。


MS のイベント「Build」で、Windows 8.1 の機能更新とともに発表になったもの。無料化に加え、より低スペックの製品でも Windows 8.1 を搭載可能になったことが明らかになった。メモリー容量 1GB、ストレージ容量 16GB といった性能でも問題なく動作すると、同社は説明している。

2014年時点で、MS 以外のメーカーが作っている Windows タブレットと言えば7〜8型が中心だが、今後はこの市場により多くの製品が並びやすくなる。一方、MS の「Surface」シリーズと競合する見込みのある、9型より大きな Windows タブレットを作るには依然としてライセンス料の支払いが必要だ。

米国 Google が主導する 完全無料の Android OS がスマートフォンやタブレット市場で大きくシェアを伸ばし、米国 Apple の iPhone、iPad と競り合う一方、Windows シリーズの影は薄かったが、新方針で巻き返しが成るかどうかは注目だ。