新年早々 忙しいふりをする「Busy Simulator」

年始は仕事でもプライベートでも忙しくなりがち。でもそんなときに限って、どうでも良い話で人の時間を奪う人もでてきがちですよね。

そんなときに便利…かもしれないのが「Busy Simulator」。米国カリフォルニア州在住のクリエイティブディレクターBrian Mooreさんが開発しました。


意味のない会議や面白くない飲み会から抜け出すための“フェイク着信アプリ”は以前からあります。使用すれば、誰かから急に電話がかかってきたように見せかけられます。

「Busy Simulator」 はそのオンライン版。Zoomなどを使ったオンライン会議や飲み会を抜け出す目的でデザインされています。

使用するには、サイト上のアイコンをクリック。その後は定期的にそのアプリの通知音が鳴る仕組みになっています。アイコン下には“うさぎスライダー”があり、通知音の鳴る頻度を設定可能。スライダーを一番左によせれば約8秒に一回通知音が鳴ります。一番右に寄せると、ひっきりなしに鳴り続けます。

新年早々 忙しいふりをする「Busy Simulator」
“うさぎスライダー”で通知音の頻度を設定します

ラインアップはGoogleカレンダーやSlack、Microsoft Teams、それにSkypeなど。米国で開発されたものなのでLINEが無いのがちょっと残念かも?

新年早々 忙しいふりをする「Busy Simulator」
「Busy Simulator」ラインアップ

オンライン会議以外でも、電話中でも便利そうな「Busy Simulator」。年始の挨拶が長引いて終わらせなくなってしまったときなどに使ってみてはいかがでしょうか?

Brian Mooreさんはその他にも、引っ張るだけで瞬時にZoom会議から退出できるひも「ZoomOut」も開発しています。昔々の水洗トイレの水を流すひもを模したこのデバイスは、退屈なZoomでの会議を一瞬で水に流してくれます。

新年早々 忙しいふりをする「Busy Simulator」
紐を引くだけでZoom会議を終わらせられる「ZoomOut」
よっぽどZoomが嫌いなんですね…。