昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」がKickstarterに登場しました。本格的なラジカセを望む人にはちょっと残念な仕様ですが、1980年代の雰囲気を味わえるギミック満載の製品となっています。

昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」 物理スイッチやダイヤルなどのギミック満載
ラジカセデザインの「ESQ」がKickstarterに登場

「ESQ」の良い点はその外観。当時のラジカセは高級プラスチックと金属パーツが採用され、丈夫で質感の高いものが多かったのですが、「ESQ」ではその再現を目指しています。


昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」 物理スイッチやダイヤルなどのギミック満載
ギラギラした1980年代を再現

ラジオのチューニングでは、本体右横の大型ダイヤルを回します。するとチューニングウインドウ上を針が移動して選局できるという仕組み。昔ながらのアナログな感覚を得られます。

昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」 物理スイッチやダイヤルなどのギミック満載
チューニングは大型ダイヤルで

昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」 物理スイッチやダイヤルなどのギミック満載
針が動いて選局できます

音楽の再生や次の曲へのスキップ、ボリュームの変更でも物理的なツマミやボタンを使用できます。

昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」 物理スイッチやダイヤルなどのギミック満載
物理ボタンの感覚を楽しめます

また、音楽に合わせて光り、色が変わる“ディスコメーター”も搭載されました。

音楽の再生や次の曲へのスキップ、ボリュームの変更でも物理的なツマミやボタンを使用できます。
意味は無いけど楽しい

動作には16,000mAhの大容量バッテリーを使用。最長15時間の利用ができるだけでなく、モバイルバッテリーとしても利用できます。

音楽の再生や次の曲へのスキップ、ボリュームの変更でも物理的なツマミやボタンを使用できます。
バッテリーへの充電はUSB Type-Cポート経由で行います

ポート類が豊富なのも「ESQ」のメリット。USB Type-Aが用意されています。また、3.5mm オーディオケーブル用端子も装備されました。

音楽の再生や次の曲へのスキップ、ボリュームの変更でも物理的なツマミやボタンを使用できます。
USBメモリーに音楽ファイルを入れて再生できます

「ESQ」にはいくつか残念なポイントも。その1はカセットテープが再生できない点。カセットテープ挿入口には専用アダプターのみが入れられます。このアダプターにmicroUSBカードを挿してカセットテープ挿入口に入れれば、microUSBカード内の音楽ファイルを再生できます。

音楽の再生や次の曲へのスキップ、ボリュームの変更でも物理的なツマミやボタンを使用できます。
アダプターはもうちょっと

音楽の再生や次の曲へのスキップ、ボリュームの変更でも物理的なツマミやボタンを使用できます。
カセットテープっぽくして欲しかった

残念ポイントその2はFMラジオの対応周波数。87-108Mhz対応のため、日本ではAMラジオのFM補完放送しか聴けないでしょう。

昭和のラジカセデザインのミニスピーカー&ラジオ「ESQ」 物理スイッチやダイヤルなどのギミック満載
海外ラジオだからしょうがないんですよね

開発元のShenzhen Enthegic TechnologyはESQの市販化に向けて、クラウドファンディングサイトKickstarterで出資者募集のキャンペーンを実施中。「ESQ」の入手方法や入手に必要な金額について詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「ESQ-Retro Bluetooth Speakers & Stereo Radio」で確認してください。