四角いスマホには飽きたから 画面も丸い「Cyrcle Phone 2.0」

「Cyrcle Phone 2.0」はボディも画面も丸いAndroidスマートフォン。米国シアトルに本拠をおくdTOORが開発しました。

四角いスマホには飽きたから 画面も丸い「Cyrcle Phone 2.0」
ボディも画面も丸いAndroidスマートフォン「Cyrcle Phone 2.0」

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスを提供するデバイス。スマートフォンは2007年に第1世代iPhoneが発売されて以降、その姿をほとんど変えていません。ニューモデルが発売されたとしてもCPUのスピードが上がったり、カメラの性能が良くなったりはしますが、形状が大きく変化することはまずありません。


「Cyrcle Phone 2.0」はこの流れを少しでも変えたいとして開発されたもの。丸形にすることで、IT機器とは異なる新しいルックスを獲得しています。AV機器であるBluetoothスピーカーや家電である空気清浄機の外観をおしゃれなサイドテーブル型にするといった動きが最近続いていますが、それに近い動きと言えるかもしれません。

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
家具や文房具にも自然と馴染みます

現在、多くの人のスマートフォンの使い道は、動画や画像の視聴だと考えられますが、丸形のスクリーンに表示される動画・画像は長方形とはちょっと異なって見えるそう。丸形の写真フレームに入れた写真がちょっと違って見えるような、そんな面白さを得られるそうです。

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
“持ちやすい”というメリットもあるそうです

とはいえ、Android用のアプリの多くは長方形スクリーン向けに開発されています。このため、アプリの四隅が表示されない可能性も。これに対応するために、「Cyrcle Phone 2.0」にはFreeform Modeが装備されています。Freeform ModeではPCのデスクトップのように、ウィンドウをリサイズしたり、任意の位置に移動させることができ、長方形ベースのアプリを利用可能にします。

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
アプリの多くは四隅がケラレます

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
Freeform Modeを使えばウインドウをリサイズしたり

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
ウインドウを任意の位置に移動できます

「Cyrcle Phone 2.0」で意外にも話題になっているのがデュアルヘッドフォンジャック。3.5mmのオーディオジャックを2本挿せる構造になっており、音楽を2人で楽しめます。

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
片耳にだけイヤホンを付けて一緒に音楽を聞くカップルにはうれしい?

サイズは130x103x22mmで重さは147g。ディスプレイには直径(!)87.6mmのIPS液晶が採用されます。

「四角いスマホに飽きた」人向けに、従来のIT機器とは異なるルックスのデバイスを提供します。
ディスプレイサイズを直径で表示するのは新鮮!

dTOORは現在、「Cyrcle Phone 2.0」の先行予約販売をKickstarterで実施しており、日本向けのモデルも用意しています。「Cyrcle Phone 2.0」の入手方法や入手に必要な金額、配送時期などについて詳細は、Kickstarter内のプロジェクトページ「The Cyrcle Phone 2.0」で確認してください。