
RedditユーザーSoren Gebbert氏が、Raspberry Pi4を使用した6画面マルチディスプレイ搭載のサイバーデックを公開しました。Raspberry Pi Blogが伝えています。

(画像は今年春公開された4画面バージョン)
ディスプレイは5.5インチサイズのAMOLEDタイプ。これが6つ集まることで独自の外観を生み出しています。ディスプレイに接続されているのは合計3基のRaspberry Pi4。つまりこのマシンは、“1台のコンピューターに6つのディスプレイが接続されている”のではなく、“デュアルディスプレイのRaspberry Pi4が3台同居している”ものです。

これが3セット入っています
このような独自の外観ではありますが、据え置き型ではなくポータブルタイプのPC。キューブ状に折り畳めばどこにでも持運べますし、ディスプレイとRaspberry Pi 4に給電する26,000mAhのモバイルバッテリーも搭載されているのでどこででも仕事ができます。おしゃれなカフェでこのサイバーデックを取り出し、トランスフォーマーを変形させるようにして組み立てて使えば、店内の視線を独り占めできるでしょう。

持ち運びしやすい取っ手付き
さて、このサイバーデックの素晴らしいところは、“ポータブルなPCはノート型をしている”という私たちの固定観念を破壊してくれる点にありそうです。

素敵ですね
確かにノートPCは長年使われ続けてきたことで、持ち運びやすくて使いやすいカタチに洗練させれています。でも多少持ち運びしにくく、使いにくくても、所有しているだけでワクワクするマシンがもっとあっても良いのでは?Soren Gebbert氏の製作したサイバーテックはそんな風に思わせてくれる一台です。
