フランスDAB MOTORSは、同社の考える未来のモビリティを表現した「CONCEPT-E」を発表しました。ガソリンバイクとは異なる素材・パーツの採用や、ガソリンタンクが不要なことによる自由なデザインを特徴とした電動バイクです。
バイクとしては珍しい素材の採用とその配置がひとつ目の特徴。随所にカーボンファイバーを採用したほか、制動系ではベルリンガー製のアルミ削り出しディスクブレーキを採用しています。
ドライブトレインではアルミプーリーとGatesベルトドライブを採用し、パワーロスと騒音の少ない駆動を目指しています。
また、「CONCEPT-E」専用にデザインされたオーリンズ製サスペンションが搭載されました。
サドルでは、通常はヨットのセールなどにも利用されるリップストップ生地が採用されています。
エンジンやガソリンタンクが不要なことで実現したデザインの自由度は最大限に活用。メーター類はガソリンバイクのタンクの位置に設置されました。メーターには走行速度の他、バッテリー残量やメンテナンス情報が表示されます。また、タンク位置にはストレージが設置されました。
ドライブユニットは10kW出力のモーターと51Vのバッテリーの組み合わせ。モーターならではの低速からの力強いトルクで、ストリートをパワフルかつ静かに走行します。最高速度は105km/hで、航続距離は110kmとされました。
125ccのバイク相当とDAB MOTORSは説明しています
「CONCEPT-E」について詳細は、次の動画で確認してください。