航続距離483kmを目指して開発されているバイク。実現すれば、例えば東京から京都まで、無充電で走破できることになります。
開発の目的だそうです
ドライブユニットには前後ハブモーターを採用。電動ならではの太いトルクと出足の鋭さで、0-96km/h加速は3.6秒、最高速度193kn/hを目指しています。チェーンなどを使用しないシステムの採用で、よりダイレクトなドライブ感を得られるのだとか。
ルックスではロングホイールベースが特徴。前述の通り「ELECTROCYCLE」はハブモーターを採用しているので、前後輪の間の広大な空間には、巨大なバッテリーが収納されるのだろうと想像しますよね?
でも違うみたい。スペックシートによれば、バッテリー容量は17.3kWhなのだそう。これで、航続距離483kmをたたき出すことを目指しているそうです。ちょっと無理そうな数値目標ですが、同社は回生ブレーキを含む最新技術で実現すると主張しています。
また、同社は電動バイクの世界で流行している高速充電も、交換可能なバッテリーも従来のガソリンバイクのように長距離のツアーを走行するには十分ではないとも主張します。このあたりの謎については「ELECTROCYCLE」の販売開始を待つしかないのかもしれません。
その他、電子制御機能として、トラクションコントロールやオートスタビリティ機能も搭載されるとのこと。
様々な謎が明らかになる「ELECTROCYCLE」の発売は、現時点では2022年の初頭に予定されています。