テクニクスのレコードプレーヤー入門機「SL-1500C」

テクニクスブランドのダイレクトドライブターンテーブルシステム「SL-1500C」をパナソニックが6月28日に発売する。初めての人が手軽に楽しめる入門機としている。

パナソニックによると、アナログレコードの需要は年々増加し、かつてレコードに親しんだ50歳代以上の男性を中心とした音楽愛好家だけでなく、初めてレコードに触れる10~30歳代の若年層にも広がっている。


新製品はこうした層に向けたモデルで、2017年発売の「SL-1200GR」で採用したシングルローター型コアレス・ダイレクトドライブ・モーターや2層構造のプラッター、2層構造の筐体などの基本設計をもとに新たなチューニングを施してある。

またフォノイコライザーを内蔵し、PHONO入力のないオーディオ機器に直接接続することが可能だ。さらにカートリッジを同梱し、接続してすぐにレコード再生を楽しめる。このほかレコードの再生が終了すると自動でトーンアームを持ち上げるオートリフトアップ機能を搭載する。本体カラーは「シルバー」の1種類のみ。販売価格は10万円(税別)。