変形するiPhoneケース

手の中で変形してグリップが飛び出し、片手での操作がしやすくなるiPhoneケース「GRIPL」が発表となった。iPhone 6/6S/7に対応する。

英国の3Dプリンターメーカー「CEL Technology」の日本代理店CGコミュニケーションズが取り扱う。本来は3Dプリンター「Robox」を取り扱うのが業務だが、4月からRboxで作れる製品の例として、iPhoneケースも販売を始める。


3Dプリンターのイメージ

iPhoneケースとしては異色だが、工作に興味がある人が試しに購入するといった用途は考えられる。

特徴としてはワンプッシュでグリップが飛び出し、小さな手でも片手操作がしやすい。ポケットや鞄に入れるときは、再びワンプッシュで平らな状態に戻る。

iPhoneケースの構造

グリップが飛び出した状態で縦置き、横置きのスタンドとしても使える。またカード収納も可能だ。

iPhoneケースの活用例

ケースを構成する4つの部品はそれぞれ交換、組み合わせが可能で、好みのカラーアレンジが楽しめる。当初選べる本体カラーは赤と黒の2種類のみだが、順次増えていくそう。希望小売価格は2,980円(税込・送料別)。

iPhoneケースのイメージ

毎月200台、年間2,400台程度は買い手がいると見込んでいる。また将来はiPhone 6 Plus/6S Plus/7 Plusなど大画面な機種向けのサイズも出す予定。さらにAndroidスマートフォンなどのさまざまな機種に対応した汎用モデルや、金型で製造したモデル、高性能な3Dプリンターで印刷したハイエンドモデル、キャラクター、イベント、企業、スポーツチームとのコラボレーションモデルなども計画している。