タイムマシン機能は、ストリートビュー画面の左上に小さな時計アイコンが表示されている場所で利用できる。時計アイコンをクリックするとその下にサムネイル画像とスライダーが現れるので、スライダーを左右に動かして好きな撮影時期が選べる。時期を決めてサムネイルをクリックすると、そのストリートビュー画像が大きく表示される。
実際に東京駅のストリートビュー画像でタイムマシン機能を試してみた。いくつの過去画像が見られるかは場所によって異なり、東京駅は4段階に画像を切り替えられた。
タイムマシンが使える場所では時計アイコンが表示される (出典:Google) |
時計アイコンをクリックするとスライダーが現れる (出典:Google) |
スライダーを左右に動かして時間旅行 (出典:Google) |
サムネイル画像をクリックすると大きく表示 (出典:Google) |
なお、タイムマシン機能で表示される「ペグマン」は、タイムマシンの“発明者”である「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のエメット ブラウン博士(ドク)が務めている。
ペグマンはドク (出典:Google) |
日本国内で閲覧可能なストリートビュー画像は、プライバシ強化策の一環としてカメラの位置を下げて撮影した時期以降のものだ。
ただし、東日本大震災で被災した地域に限っては、「未来へのキオク」で公開している2008年から2009年にかけて撮影した被災前の画像もタイムマシン表示対象としている。このスライダーによる画像切り替えは、そもそも被災地の震災前のようすや復興の進み具合を紹介する目的で「未来へのキオク」に搭載されたものだ。
被災地のストリートビュー撮影に関する Google の取り組みについては、以前 Google グループプロダクトマネージャーの河合敬一氏らに行ったインタビュー記事を参照されたい。