知育ロボット「Romo」(ロモ)と、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボが開発した教育用プログラミング環境「Scratch」(スクラッチ)を使ったもの。
Romo は、米国サンフランシスコの Romotive(ロモティブ)社が開発した、体験型のエデュケーショナルロボット。iPhone や iPod touch で操作できる。
Scratch2Romo では、Romo と Scratch をつなぐことで、Scratch 上で Romo を操作するプログラムを、色や形が異なるブロックを組んで、実際に動きを確認しながら作ることができる。
Romo を前後左右に動かしたり、好きな言葉をしゃべらせる命令を送ったり、反対に Romo の方向や音の大きさ、加速度センサの値を Romo から読み取り、Scratch のインタラクティブな物語、アニメーション、ゲーム、音楽などを製作できるプログラミング環境に反映し、バーチャルとリアルを行き来できる。
また、Romo と Scratch を使用し、キャラクターを動かしながら起承転結を組み立て、簡単な物語を創ることができる。
Scracth2Romo は、Romo と Scratch をつなぎ、Scratch 上で Romo を操作できるプログラムをつくることができるように、コネクタの役割をする。Romo にドッキングした iPhone に Scratch2Romo をインストールし、同一ネットワーク上の PC にインストールされた Scratch や iPad 上のピョンキーと Wi-Fi 接続すると使用できる。
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知育ロボット「Romo」 |