米国 Facebook は4月30日、サンフランシスコで開催中の開発者向けカンファレンス「F8」で、「Anonymous Login」を公開した。これは利用者に対し、アプリへの匿名ログイン機能を提供するものだ。

Anonymous Login は、アプリを試す際に、アプリ提供者に個人情報を送信しなくても済むシステム。利用者はすでに Facebook にログインしているのだから、アプリストアでアプリをオープンする際に、別のユーザー名やパスワードを作成する必要はないというのが、このシステムのベースとなった考え方だ。Facebook はこの新機能により、アプリ製作者と通信する際に発生しうる個人情報漏えいリスクの低減を目指す。


Facebook、アプリへの匿名ログイン機能「Anonymous Login」を公開 ― 開発者向けイベント「F8」で
Facebook CEO である Mark Zuckerberg 氏は、Anonymous Login 機能について次のように述べた。

「この新機能により、利用者は不安を感じることなく新しいアプリを試すことができるようになる。試してみて、欲しいと思ったら、本当の ID でサインインすればよい。Facebook 利用者は個人情報の共有について、自分で管理したいと考えているが、サードパーティアプリの使用では、これをより強く求めている」

Zuckerberg 氏によれば、Facebook 利用者は2013年だけで、アプリに100億回以上ログインしたという。

Facebook は、開発者による小規模なチームで Anonymous Login のテストを実施しており、数か月以内により幅広いグループに提供する計画だとしている。