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PRIMEHPC FX10 JAXA が導入するのは後継機 (出典:富士通) |
JAXA は、ロケットエンジンや航空機の研究で新システムを活用する。計算処理能力を高めることで、より効率的な研究につなげる考え。また、人工衛星が取得した画像などのデータ補正にも利用し、処理時間を大幅に短縮させたいとしている。
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JAXA で行うシミュレーションの例 イプシロンロケットの低騒音射点シミュレーション (出典:JAXA/情報・計算工学センター) |
PRIMEHPC FX10 の後継機は、PRIMEHPC シリーズの次世代モデルとして現在開発中。各ノードで 1TFLOPS(テラフロップス)クラスの性能を実現させる。さらに、付随する PC クラスタシステムや、大規模なメモリ空間でシミュレーションが行えるサーバーを組み合わせ、JAXA の必要とする計算環境を構築する。