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報道への反論 |
NIS による LINE の通信傍受については、月刊誌「FACTA」がスクープとして報じた。
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FACTA によるスクープ |
記事によると、韓国と日本、両政府のセキュリティ関係者の協議の場で出た話として、NIS が 通信回線とサーバのあいだで LINE がやりとりする通話データを傍受しているという。
LINE の森川社長は6月18日付けでブログに反論を公開した。普段なら1記事についてコメントを出さないが、今回は看過できないとしている。同氏の主張によると、LINE はシステム内であってもシステム外の通信ネットワーク上であっても安全。国際基準を満たした最高レベルの暗号技術を使っており、記事にあるような傍受は実行上不可能だという。
また、報道内容には LINE 内のデータが他社に漏洩(ろうえい)した旨の記載があるが、これも事実無根とのこと。森川社長は、根拠なくユーザーを不安にさせる心ないメディアに抗議するとしている。