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短いSUVでもキャンピングカーにできるユニットをBackwoods Camperが開発 ― 載せるというより“背負わせる”


Backwoods CamperがOverland Expo PNWで、全長の短いSUVでもキャンピングカーにできるユニットを公開しました。クルマに載せるといういより、“背負わせる”タイプの製品です。

Backwoods CamperがOverland Expo PNWで
全長の短いSUVでもキャンピングカーにできるユニットを公開

Overland Expo PNWでは、同ユニットは2ドア仕様のジープ・ラングラーに装着されて登場しました。ジープ・ラングラーをベース車両として選んだのは、ホイールベースの短い車種でも装着できることをアピールするのが狙いだったようです。

おんぶおばけ を思い出しちゃった方は
おそらくXX歳以上です

同ユニットはルーフラックとヒッチメンバーでジープ・ラングラーに装着されています。2か所で固定することで確実な取り付けができ、荷重も分散されるとしています。


興味深いのは、ユニットは脱着可能であるという点。ユニットを取り外せば身軽になり、オフロードを走行できます。オフロード最強仕様とも言われる2ドアジープ・ラングラーの走破性を100%引き出し、その走りを堪能できます。

ユニットは取り外せます

もちろん、取り付けたままでもオフロードを走れます

ユニットを取り付けた時には、ルーフラックに載っている部分がベッドルームとなります。天上はかなり低めですが、広さはそこそこ。大人2人が就寝できるキングサイズのマットレスが装備されます。

ベッドには梯子でよじ登ります

ヒッチ上にあるのは、キッチンとポータブルトイレ用のスペース。ここは高さがあるので立って調理ができ、また、用を足せます。

合理的ですね

価格は1万5,525ドルからで、装備をアップグレードすると価格もアップします。なお、ルーフラックなどは購入者が自分で用意する必要があります。


さて、SUVに宿泊用ユニットを“背負わせる”製品としては、過去には米国Hitch Hotelが「Hitch Hotel」を公開しています。

参考画像:背負わせるキャンピングトレーラー「Hitch Hotel」

「Hitch Hotel」は走行時には折り畳んでおき、キャンプ場に着いたら伸ばして使うタイプのキャンピングトレーラー。テレスコピックタイプのキャビンを伸ばせば長さ224cmとなり、大人2人が就寝できます。

参考画像2:大人2人が就寝できます

「Hitch Hotel」などを見ていると米国の人にとってはヒッチメンバーがとても馴染みのあるパーツなのがわかります。米国ではホームセンターでヒッチメンバーに取り付ける便座が販売されていて、私たち日本人を驚かせてくれます。

参考画像3:ヒッチ取り付け用便座
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