米国コロラド州に本拠をおくTreePodは、「TreePods(ツリーポッド)」シリーズを販売しています。これを同社による「Hitch Mount(ヒッチマウント)」と組み合わせることで、クルマをある種のキャンピングカーのように使えます。

ある意味 キャンピングカー?ツリーポッド+ヒッチマウントの組み合わせでどんな場所でもリラックス
「ツリーポッド」と「ヒッチマウント」でクルマのリアに一泊!

「ツリーポッド」とは、吊り下げ式の1-2人用ポッド。専用のスチール製アームや家の天井、キャンプ地の木の枝などから吊り下げて使用します。内部で寝転べば、ハンモックとロッキングチェアの中間のような寝心地を得られるのだとか。


ある意味 キャンピングカー?ツリーポッド+ヒッチマウントの組み合わせでどんな場所でもリラックス
「ツリーポッド」使用例
なんて優雅なんだ!

別売りで内部に虫が入らないようにする「バグネット」や、寝心地を改善する「エアマットレス」といった専用オプションも用意されていて、これらを装着することで「ツリーポッド」をテントのように使えます。

ある意味 キャンピングカー?ツリーポッド+ヒッチマウントの組み合わせでどんな場所でもリラックス
夏キャンプの必需品「バグネット」
夏キャンプの必需品ですね

ある意味 キャンピングカー?ツリーポッド+ヒッチマウントの組み合わせでどんな場所でもリラックス
快適な寝心地を提供するエアマット

「ヒッチマウント」もそんなオプション製品のひとつ。これを利用すればキャンプ地に「ツリーポッド」を吊り下げる木が無いときでも、クルマのリアに手軽に設営できます。そこに一泊すれば、クルマがキャンピングカーに。

実は「ツリーポッド」をクルマに取り付けて利用する人は米国では以前から存在して、例えば「ツリーポッド」利用者のNathaniel Jellinekさんはリアに2つの「ツリーポッド」を設置した写真をInstagramに投稿していました。


また、Tyler Lottさんは、フロントに取り付けるという大胆なアイディアを公表しています。


こうしてみると「ツリーポッド」用ヒッチマウントの純正品が販売されたのは、必然だったのかも。

「ヒッチメンバー」の重さは26kgで耐荷重は136.98kg、価格は240ドルとなっています。「ツリーポッド」本体の価格は200ドルからで、「バグネット」は35ドル。「エアマットレス」が85ドルなので、トータル560ドルでクルマがキャンピングカーに!これはなかなか魅力的では?

もちろん、雨が降れば濡れるでしょうし、冬は寒くて眠れないでしょう。さらに強風が吹けばあおられるでしょうが、それを理解したうえでなお、「この遊び心が気に入った!」と感じてしまう人には、「ツリーポッド」はおススメです。