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ディスクブレーキで走る自転車! 愛車を電アシ化するSkarperのコンバージョンキット「DiskDrive」


英国 ロンドンに本拠をおくスタートアップ企業Skarperは、ディスクブレーキを活用して自転車を電動化するコンバージョンキット「DiskDrive」を開発しました。

ディスクブレーキを活用して自転車を電動化する「DiskDrive」を開発

後付けのコンバージョンキットには様々な種類のものがあり、種類ごとに固有の欠点を持っています。例えばリムやタイヤに動力を伝えるタイプは「滑りによる動力の伝達ロスが大きい」「タイヤのすり減りが早い」「作動時のノイズがうるさい」「雨に弱い」といった問題を抱えています。

参考画像1:タイヤにモーターパワーを伝達する「Rubbee」

参考画像2:リムにモーターパワーを伝達する「Velospeeder」

Skarperによるコンバージョンキットは、上記システムより効率が高いと考えられる製品。愛車に取り付けられているディスクブレーキのローターを、Skarperによる「DiskDrive」のローターに交換して使用します。

ディスクブレーキのローターをSkarper「DiskDrive」のローターに交換

クランクにはケイデンスセンサーを装着する必要があります

「DiskDrive」はローター部分に加えて、バッテリー・モーター一体型のユニットで構成されています。このユニットを自転車に取り付ければ、モーターはそのパワーをダイレクトにローターに伝達。自転車の走行をパワフルにアシストします。タイヤやリムではなくてローターを使用することで、モーターパワーは確実にホイールへと伝わり、パワーロスとロスに伴う発熱やノイズを抑えられます。

「カチッ」とはまります

最初にセットアップをしておけば、その後の「DiskDrive」ユニットの脱着はとても簡単なものに。また、「DiskDrive」ユニットの重さはわずか3kgで、取り外した後は手軽に持ち運べます。また装着走行時に、コンバージョンキットの重さに悩まされることもありません。

軽いので片手で持ち運べます

走行時にコンバージョンキットの重さに悩まされることはありません

バッテリーの充電に必要な時間は2.5時間。フル充電すれば最長で約60kmのアシストが可能になっています。

航続距離はかなり控えめですね

出荷開始は2023年を目標としており、価格は1,000英ポンドからとなる予定です。

テールライト機能も装備されています
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