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1回の充電で480km走れる電動アシスト自転車「R22 エベレスト」 最大トルク190Nmでエベレストも登れる?

1回の充電で480km走れる「R22 エベレスト」
バッテリーがでかい!

「R22 エベレスト」は、1回の充電で480km走れる電動アシスト自転車。米国コロラド州に本拠をおくOPTIBIKEによる2022年新作モデルです。

従来モデル「R22」のバッテリーとモーターをアップグレード
ブレーキローターもでかい!

モデル名の由来は「もし道路さえあればエベレストさえ登れる」ほどのトルク。最大トルクはBoschによるハイパフォーマンスモーター「Performance Line CX」の2.2倍となる190Nmで、40%の坂道も楽に登れるとしています。

最大トルク190Nmを発生するモーターを搭載

“40%の坂”とは100m進む間に40m高度が上がる急勾配。10階建てのビルや初代ウルトラマンの頭の上まで、わずか100mで一気に駆け上がる坂道です。実際にはそんな急坂ほとんど存在しないのですが、それだけ太いトルクがあればコロラド州の岩だらけの道もスムーズに走れるのだとか。

40%の坂を登れます

「R22 エベレスト」という名称のもう一つの由来は、フル充電で480kmアシストできるバッテリー容量。バッテリーケース内部には容量の同じバッテリーが2個入っており、このデュアルバッテリー構造が480kmのアシスト距離を実現しています。

バッテリーを2個内蔵したデュアルバッテリー装備

バッテリーはフレームから取り外せるタイプ。2個とも装着してロングライドをすることもできますし、1個だけ自転車に装備しておいてもう1個は自宅で充電する、という運用をすることもできます。

バッテリーは切り替えて使用できます

足元では、リアにはトラベル量200mmのサスペンション、フロントには耐久性の高いフォークが装備されています。これらにより荒れた道を高速で走行する際にも、安定したハンドリングをサイクリストに提供します。

トラベル量200mmのリアサス

変速機にはローロフ製の内装変速機が採用されています。外装ではなく内装タイプを採用したことでチェーン外れのリスクを低減するだけでなく、メンテナンスも楽にします。従来の内装変速機は段数が不足しているためにオフロード走行には向かないものも多かったのですが、ローロフ製の内装変速機は14段と十分な性能を持っています。

“ダウンヒル中のチェーン外れ”という恐怖を低減します

OPTBIKEの自転車はすべてメイドインコロラド。価格は1万7,900ドル(約233万円)からで、日本への送料は900ドル(約11万7,000円)程度必要となります。


なお、「R22 エベレスト」は自転車としては日本の公道を走行できず、私有地や許可されたオフロードコース内などでの利用となります。
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