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“自転車版のTRICITY”にセミリカンベントタイプ登場 ― 3輪なのに車体を傾けて曲がれる 「EV4 Semi-Recumbent」


ポーランドのAero-Serviceは、3輪なのに車体を傾けて曲がれる「EV4」シリーズに、セミリカンベントタイプの「EV4 Semi-Recumbent」を追加した。


「EV4」シリーズとは、自転車版のヤマハTRICITYとも呼べる乗り物。3輪自転車の「走っていて楽しくない」という欠点をチルト機構によって解消している。この機構に取り付けられた2つの16インチホイールはカーブを曲がる際に傾き、3輪でありながらも走る楽しさを実現した。

参考画像:「EV4」シリーズの「EV4 Bike」

今回「EV4」シリーズに追加された「EV4 Semi-Recumbent」は、「より長距離を走りたい」という利用者からの声に応えて開発されたもの。従来の「EV4」シリーズのチルト機構やディスクブレーキ、サスペンションなどはそのままに、リカンベントによる快適さを追加している。


Aero-Serviceによれば、セミリカンベントとすることで、従来のバージョンの「EV4]よりも低重心化できたという。これにより、より安定した走行が可能になった。また、空気抵抗も減少。風の強い日の走行が楽になったそうだ。

価格は4,000ドル程度。従来の「EV4」シリーズ同様、電動ユニットが欧州仕様なため、日本では公道を走行できない。


3輪なのに車体を傾けて曲がれる電動アシスト自転車としては、TRICITYを開発・販売しているヤマハが2016年にデザインコンセプト「05GEN」を発表して世界的に話題となった。その他、ドイツHNF HEISENBERGも「CD1 CARGO」を発表している。
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