日産は北米国際自動車ショーで「Qインスピレーションコンセプト」を公開した。可変圧縮比エンジン「VCターボ」と自動運転技術「プロパイロット」を搭載した中型セダン。
「VCターボ」は、パワーと効率性を最適化するため、圧縮比を変化させられるエンジン。ピストンの上死点位置をシームレスに変化させることでこれを実現している。これにより、ターボエンジンのパワーと、ディーゼルやハイブリッドの効率性を両立させた。
自動運転技術「プロパイロット」では、高速道路の単一車線において、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動で制御。渋滞走行や巡航走行でドライバーが感じるストレスを大幅に低減する。
エクステリアは、クラシックなセダンのフォームではなく、クーペライクな外観と細長いシルエットが特徴。若い世代にも魅力的に感じられるデザインとした。
インテリアでは無駄を削ぎ落としたクリーンでシンプルなデザイン。コンパクトな「VCターボ」エンジンにより、広々としたキャビン空間が実現している。